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思い出の アカガシラサギ 2

アカリ(アカガシラサギ)が出たのは夏でしたから、暑い日中は草陰にいるようで見つからず、早朝と夕方が見付けやすかった
雨上がりで人が散歩したくなるような日には、アカリも昼間でも出ていました
夏には他に野鳥は少ないし、暑くてあまり出掛ける気にはなれないし、地元にいて、朝夕に見に行ける鳥がいるのは嬉しかった
いるのを確認しただけの日も多い 姿を見るだけで嬉しかった 
H16年9月撮影
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しばらく見えない時期があって、また戻ってきてくれた時はすっかり冬羽になっていた
恥ずかしそうに、分かってもらえるかと思いながら、姿を見せてくれたように(私には)思えた
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湿地のザリガニなどを食べているようで、ジッとして見付けて、狙い定めて首を長くして餌を捕えていた
普通の他のサギと同じなのでしょう でも、アカリがしている動作だと特別に見えるのです




見に来る人も何度も来る人は多くはないようです
アカリの冬羽を見たのは 普段からこのフィールドを見ている人がほとんどだったのではないでしょうか
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アカリを最後に見たのは10月の初め アカリは私を見つけてそばに来ました
双眼鏡を持ってない日で、お互いに見つめあい、先に目を外して立ち去ったのは私でした
その日が最後とは分かりませんでした お別れに来てくれたのでしょうか
もっと見つめていれば、もっと長くいてくれたのでしょうか 
約2カ月のお付き合いでした アカリに首ったけの夏でした
アカリがいた夏は暑かった 

アカリ、また私のそばに来てくれないかな 
きっといつかはまた来てくれると信じて待ってますよ
同じ鳥をずっと追い続けられるのは特別な感じです
地元に来てくれないと、出来ないですね
by mimi-bird | 2009-03-30 20:12 | アカガシラサギ


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